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'25.10.11/.12(Sat./Sun.)

  • 執筆者の写真: ふぇぶ
    ふぇぶ
  • 10月21日
  • 読了時間: 3分

劇団ペリートホームズ第2回自主公演

『かぞくけんか』

2025年10月11日・12日あかいくつ劇場にて

無事に終演いたしました!!


これまでで一番大きな劇場での公演だったこともあり、不安も抱えての本番でしたが、

なんと今回は、過去最多のお客様にご来場いただきました!たくさんの方に作品をお届けできたことが本当に嬉しいです。


今回お借りした「あかいくつ劇場」は、

劇団を立ち上げた当初からいつか上演したいと願っていた場所でした。

赤を基調とした温かくて、どこかかわいらしい雰囲気の客席と、大きな舞台が本当に魅力的な劇場です。元町の美しい街並みや、海のそばの穏やかな空気に包まれながら過ごした数日間は、本当に特別で心に残る時間となりました。

何より、スタッフの方のあたたかいご対応に

たくさん支えられてきました。

またこの劇場で公演ができることを目標に、

これからも活動を続けていきたいと思います。


今作は、ペリートホームズにとっては初めての「家族」をテーマにした物語です。

私たちは、“団員のみんなが帰りたくなるような家のような劇団”を目指して活動してきました。だからこそ、家族の物語には以前から強い興味がありました。今回、私たちらしい家族の物語をみんなで作ることができて、またひとつ夢を叶えられたように感じています。


比護家の子どもたちは、両親を失っても逞しくみんなで支え合って生きているような、

まるでお手本のような家族に見えます。

でも、その中にはそれぞれの孤独やすれ違いも隠れています。そして、血のつながりだけが家族をつくるわけではありません。周りの手を借りて、それぞれにこの家族への想いがちゃんとあって。誰かを想うこと、そして待ち続けること。それがきっと、この家族をつないできたものなのかもしれません。


この半年間、みんなでたくさん意見を出し合いながら、最初に書き始めた脚本からも少しずつ形を変えていきました。そうして生まれたのが「かぞくけんか」でした。

思うように芝居ができず立ち止まったり、

自分の役のことが分からなくなることもありました。私自身、作品に自信を持てなくなる時期もありましたが、明るくて楽しい稽古場の空気に、何度も助けられてきました。

改めて、団員のみんなの存在の大きさを感じて、簡単に真っ直ぐにはいかないからこそ、

演劇の持つ不思議な魅力やみんなで物語を作ることの尊さを強く感じた期間でした。


この場所の居心地の良さに甘えすぎず、

でも、ここが私たちにとっての大切な拠りどころであることを忘れずに、これからも前に進んでいきたいと思います。

改めて感じたのは、演劇は観てくださる方がいてはじめて完成するということ。

お忙しいなか足を運んでくださった皆さま、

そしてさまざまな形で支えてくださった方々に、心の底から感謝しています。


改めてお知らせさせていただきますが、

次回公演の予定もあります!

寂しさもありますが、気持ちを切り替えてまた新しい作品づくりに向かっていきたいと思います。

これからも劇団ペリートホームズを、

どうぞよろしくお願いいたします。

そして、本当にありがとうございました!!



劇団ペリートホームズ おむ乃らいす

( 画像 / 35枚 )


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